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サンタ考

  • Shinichi Takeda
  • 21 de nov. de 2015
  • 5 min de leitura

三太クロース?いや、三太は、苦労する?

~地球温暖化におけるサンタクロースへの影響について~

ちょっと『サンタクロース』について考えてみました。

『サンタクロース』の語源は、

四世紀頃の小アジアのミュラ(現在のトルコ)に実在した男…

サンタクロースはオランダ語で、シント・ニコロセス。

これが、なまって『サンタクロース』

しかし、彼は聖職者ではありません。

裕福で多くの人々に施しをした彼。

彼の死後、聖人の称号を与えられました。

それが、司教「セント=ニコラウス(St.Nikolaus)」。

彼は、窓からお金を投げて施したのです。

そして、たまたまあった煙突のところにあった

靴下にそのお金が命中、ポトリ…。

そこから、靴下を置いておく習慣が生まれたとか。

煙突を通して、子供はサンタクロースに願いをかけた…

煙突は空に向かって一直線!

霊の通り道と考えられていたのです。

煙突を降りてくるサンタクロースのイメージが

つくりだされたのは…

この世の入り口、つまり、玄関のドアからなんて入れない。

だって、妖精みたいなファンタジーな人、

それがサンタクロースですから。

そんな人が地に足をつけたらだめでしょ。

煙突からご訪問されるサンタクロースは、

プレゼントを配り終わると…

北極に帰ります。

そこでゆっくり…

というわけで…

アメリカに移住したオランダ人の新教徒によって伝えらえ、

クリスマスに贈り物をする習慣と結びついて

世界各国に広まっていったのでした。

ところで…北極は、大陸がないですよね。

中学生でも知っているはずです。

住んでた氷は、地球温暖化で溶けはじめ、

しかも、そりをひっぱるトナカイの餌はない…。

いっくら地球が温暖化したっていったって

氷の上に草なんて、生えない。

こまった!

天保の飢饉以来の危機せまる…

サンタクロースの大ピンチ。

これを見逃すはずがありません。

そうなんです。

ジャーナリストは立ち上がります。

1925年、フィンランドの新聞が、

サンタクロースのことを記事にしちゃいました。

ラップランドのコルヴァチュンティリに引っ越したと…。

うまい!じつに、うまい!

この場所は多くの妖精がいて…

サンタクロースのたくさんの仲間に囲まれ、

北極より幸せな生活が送れる…

それに、ウサギの耳の形をしている丘には、

世界中の子どもたちの声が届くと言い伝えられています。

世界中の子どもたちの情報が集めることができれば、

もう、次の場所はどこか計画が立てられますよね。

彼は一年に一日しか働くのを止めてしまったのです。

ナパピイリという街を訪れて、

彼に会いたい子供たちに顔を出すことにしたのです。

それだけではなく、サンタクロース・オフィスを建てて、

毎日、顔を出すようにもなったのです。

サンタクロースは、

昔、白とか緑の妖精のような格好でしたが、

1931年にコカコーラ社が

コカコーラのシンボルカラーである赤を起用して…

サンタさんを赤で飾りつけて広告に出したのです。

これが、真っ赤なお鼻のトナカイさんはー♪

ではじまる真っ赤なサンタクロースが誕生したきっかけでした。

ファッションです。

クールです。コカ・コーラ!

と、いってるのもつかの間…

それでは、日本にお話しを戻してみましょう。

冬の寒い日、プレゼントをくれるのは…

よく考えてみれば…

よく考えましたか?

ちっちゃな頃を思い出して…

そうそう、あの動かない…

どんなに寒くても

ぶるぶる震えない…

どんなにショックを受けても…

砕け散るだけの

そうなんです。

昔からあるかさ地蔵。

普段、動かないかさ地蔵。

おんなじじゃないですか。

そっくりじゃないですか。

って思ってるのは、わたしだけ?

日本には『講』という仕組みがあるんです。

『講』はお互いにお金や食べ物を出し合って、助け合うこと。

年末にみんなで宴をしたり、

困っているところがあればみんなで手助けをするのです。

そうした『講』は、地元のお地蔵、

偉人の名前を冠した名前をつけられました。

その一つは地蔵講。

その格好、赤いちゃんちゃんこに白い雪をまとった姿。

まるで、サンタクロースですよね。

というわけで、

ところ変わっても、

お話は似ているということで。

さてさて、

わたし独自の考えですが…

『Santa Claus』と書くサンタクロース。

男なのに『Santa』はおかしい。

そこで…

バッキー吉川がいるように

ディック峰がいるように

益田キートンがいるように

きっと…

『三太 Claus』っていう名前があっても

おかしくない…

日系人のような名前をつけて…

きっと、日本人の心のなかにも

プレゼントを配ってくれるように

なったんじゃないかと…。

そして、なんと…

調べていくうちに…

サンタクロース大使館というのがあるのを知りました。

http://www.santaclaus-embassy.com/index.php

フィンランド・旧ラップランド州公認の個人の株式会社です。

なるほど…

結局、裕福だったサンタクロースさんの気持ちは…

聖人にまでなったサンタクロースさんは、

商人に受け継がれていました…

おあとがよろしいようで。

こんな風に書いたら…

どこまで信じていいかわからなくなった人も

多いかも…

 
 
 

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