「グレートプレーンズ」その１

大平原の物語（上）

はじめに…を読んで

最近、この本を中島氏からいただき、読み始めた。中島　宏氏が書いた一冊。三部作である。有名な作品は三部作が多い。この本を読んだ感想をこれから、シリーズ的に書いていきたいと思う。

物語の主題は、1900年代初頭のアメリカ西部の開拓のお話。ヨーロッパの国々からやってきた移民たちの望郷の念を抱きながら、彼らの開拓精神を主眼に書き綴った作品である。そこでは、大規模経営の農業と牧畜を中心とする第一次産業が発展しようとしていた。

　ヨーロッパからの移民の開拓精神を胸に抱き、繰り広げられていったこの物語。日本という小さな国から世界に散らばっていった日本移民と比較しながら読むと面白いかもしれない。

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