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『きよしこの夜』

  • Shinichi Takeda
  • 24 de dez. de 2015
  • 2 min de leitura

この歌に込められたメッセージ

・人は優しくあるべき ・互いを許し 共に暮らし ・理解し合う努力を…

というわりに紛争の多いヨーロッパですが…

さてさて、この曲の由来はというと…

初めて演奏されたのが、1818年のクリスマス・イブ。

場所:オーストリアの小さな町­の教会

     ( オーベルンドルフ(Oberndorf)という町… ザルツブルク(Salzb­urg)のそばだそうです )

聞いてた人:船で働く労働者とその家族たち

作詞:ヨゼフ・モール(Joseph Mohr)司祭 ( 1816年 )

作曲:司祭の友人のフランツ・クサーヴァー・グルーバー(Franz Xaver Gruber) ( 1818年 )

作曲したフランツは、喫茶店の名前では、ありません。

職業は、教師、指揮者、そして、オルガン奏者。

日本では、この頃…江戸時代。

『ちょんまげ、ちょんまげ、ちょんまげマーチ、ごじゃるでごじゃる…♪』

ちょんまげだらけ、第11代将軍徳川家斉将軍が、たびたび来日する外国船にびびり、

日本に近づく船には、撃ちまくれ-!と1825年には異国船打ち払い令を出しちゃった時代。

しかも、すぐそのあと天保のききん、大塩の乱と江戸幕府をビビらせるニュースが満載の時期でした。

そんなとき、オーストリアでは、

『きよしこの夜♪』

だったんです。

ロマンチックな夜をすごしてたんでしょうね。いえ、そうでもなかったです。戦争が…多かったと聞いてます。

ちょっとしたエピソードが…

実は教会のオルガンはネズミにかじられて使えませんでした。そこで、ギターで演奏をしたモール司祭。

さっすが…臨機応変のモール司祭。

1854年、グルーバー氏は

「クリスマスキャロル『きよしこ­の夜』の起源についての本当の話」という本を書いて、

「広くみんなに受け入れられた」と回想しています。

もうひとつ、この曲にまつわるエピソードがあります。

この曲、大ヒットしたのですが、どのように広まったのか、だれも知らなんです。

こんなに有名な曲がヒットした理由がわからない謎の曲なんです。

もともとドイツ語の歌。すぐに英語に訳され歌われました。そして、全世界でさまざまな言語に訳され、

親しまれています。

キリスト教宣教師らにより広められたとはいえ、これだけ有名になったロマンチックな歌…すばらしいですね。

19世紀には、全世界で歌われ、みんなでロマンチックな気分にひたっていた…

だったら、もう少し、紛争が減ってもよさそうなもんだけど…

宗教にこだわることはないけれど、もとはと言えば、ゲルマン人の冬至祭からはじまったクリスマス。

12月24日は、『紛争をしない日』なんていう日を作ってくれないかなぁ…

 
 
 

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