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『プロローグ』
若くして、両親を亡くし、木村本家に育てられた『欣三郎』。彼の日本での生活についてはほとんど親戚に知らされていない。そして、彼は、1930年に兄『タカジロウ』の呼び寄せでブラジルに渡り、1986年に亡くなるまでごく平凡なブラジル移民の生活を送った。そのごく平凡なブラジル移民の生活を今回、描いてみた。彼は、わたしの妻の祖父であり、茨城県の水戸市の醤油会社を代々営んだ『木村家』の一人である。妻の記憶を頼りに可能な限り、史実に基づいた物語を書いてみることにする。